【宅建業法の重要用語6.3】 担保責任

今回学習するのは、分野6「8種制限」の重要用語6.3「担保責任」です!
まずSTEP1で、用語に関連する基本的な内容を例題を通じて学習しましょう。
次にSTEP2で、宅建試験に頻出する要点をおさえます。
最後にSTEP3で、実際の過去問を解いて理解を確認することで、重要用語の知識を自分のものにしましょう!

関連用語「担保責任」

読み方
たんぽせきにん
重要度
★★☆☆☆
意味
売買などの契約において、目的物に欠陥があるなどの理由で契約の内容に適合しない場合に、目的物を引き渡した側が負う責任。

STEP1: 基本事項を覚えよう

まず、重要用語についての基本的な知識を学習しましょう。赤色で隠れている部分をタップして答えを確認!

担保責任の種類
・民法では、①完全な目的物を引き渡すこと(何?)、②代金減額請求、③何?請求、④解除権の行使が定められている。

例題

【次の文章の正誤を答えよ】
引き渡された目的物が契約の内容に適合しないとき、買主は売主に対して契約の内容に適合するものを引き渡すことを請求できる。

答えを見る
正しい。契約の内容に適合する目的物の引渡しを求めることは追完請求という。

STEP2: 試験によく出るポイントをおさえる

次に、重要用語に関連した内容で宅建試験に頻出するポイントを学習しましょう。

民法上の担保責任

宅建業法は民法の担保責任の規定を原則とし、担保責任を負う期間については一定の例外を許している。原則となる民法の規定について、担保責任を負う期間を中心に覚える必要がある。
買主から売主に対する担保責任の追及は、目的物がどんなとき?場合にすることができる。
権利を行使するためには、買主は目的物がどんなとき?ことを知ったときから年以内にその旨を売り主に通知しなければならない。ただし、売主が引渡しの時にどんなとき?ことを知っていたか、重大な過失により知らなかったときには年の期間制限は適用されない。
目的物の引渡しから年が経過すると、消滅時効により担保責任の追及はできなくなる。

担保特約の制限

宅建業法は担保責任を限定する特約を制限しており、覚える必要がある。
通常の売買契約では、当事者間の合意により民法上の担保責任の規定と異なる特約をすることができる。しかし、宅建業者が売主になる売買では買主保護のため、民法の規定より買主に不利になる特約をすることはできない。
例外的に、担保責任追及の条件である、目的物がどんなとき?ことを知ったときから年以内という買主への通知の期間を、何?から年以上とする特約は許される。
これ以外の特約で買主に不利になるものは無効となり、民法の規定によることとなる。

STEP3: 実戦問題に挑戦!

最後に、実際の宅建試験の過去問が解けるか試してみましょう。このページで学習した内容だけで解けるはず!

平成29年度試験 問27-3

民法上の担保責任

【次の文章の正誤を答えよ】
Aが担保責任を負う期間内においては、損害賠償の請求をすることはできるが、契約を解除することはできないとする特約を定めた場合、その特約は有効である。

答えを見る
誤り。担保責任の追及として、契約の内容への不適合を知った時から1年以内に買主に通知をすれば、契約を解除できる。そのため、この期間内でも契約を解除することはできないとする特約は、民法の規定より買主に不利な特約であり、無効である。

令和2年度試験 問42-1改題

担保特約の制限

【次の文章の正誤を答えよ】
Aが宅地建物取引業者ではないBとの間で締結する宅地の売買契約において、当該宅地の種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合における通知すべき期間をBがその不適合を知った時から2年以内とする特約を定めた場合、この特約は有効である。

答えを見る
正しい。宅建業者は、自ら売主となる宅地又は建物の売買契約において、その目的物が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合におけるその不適合を担保すべき責任に関し、民法に規定する期間についてその目的物の引渡しの日から2年以上となる特約をする場合を除き、規定するものより買主に不利となる特約をしてはならない。本問の、不適合を知った時から2年以内に通知すべきとする特約は、知った時から1年以内に通知すべきとする民法の規定よりも、買主に有利であるので有効である。

今回もお疲れ様でした!


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