今回学習するのは、分野9「連帯債務」の重要用語9.1「連帯債務」です!
まずSTEP1で、用語に関連する基本的な内容を例題を通じて学習しましょう。
次にSTEP2で、宅建試験に頻出する要点をおさえます。
最後にSTEP3で、実際の過去問を解いて理解を確認することで、重要用語の知識を自分のものにしましょう!
関連用語「連帯債務」
- 読み方
- れんたいさいむ
- 重要度
- ★☆☆☆☆
- 意味
- ある債務について、複数の人がそれぞれ全部の履行義務を負うこと。
STEP1: 基本事項を覚えよう
まず、重要用語についての基本的な知識を学習しましょう。赤色で隠れている部分をタップして答えを確認!
- 相対効
- ・連帯債務者の1人について生じた事項の効果
・→他の債務者に対し原則効果を
例題
【次の文章の正誤を答えよ】
A、B、Cの3人がDに対して900万円の連帯債務を負っている。Bのために時効が完成した場合、A及びCのDに対する連帯債務も時効によって全部消滅する。
STEP2: 試験によく出るポイントをおさえる
次に、重要用語に関連した内容で宅建試験に頻出するポイントを学習しましょう。
連帯債務者の行為の絶対効
絶対効(連帯債務者の1人について生じた効力が、他の連帯債務者にも影響を及ぼす)を有する法律行為は以下の4つだけなので、これを覚えれば消去法で問題が解ける。
連帯債務者の1人について生じた効力が、他の債務者にも影響する(絶対効を有する)もの
→ 、 、 、
→ 、 、 、
STEP3: 実戦問題に挑戦!
最後に、実際の宅建試験の過去問が解けるか試してみましょう。このページで学習した内容だけで解けるはず!
平成29年度試験 問8‐2
連帯債務者の行為の絶対効
【次の文章の正誤を答えよ】
A、B、Cの3人がDに対して900万円の連帯債務を負っている。Aが、Dに対する債務と、Dに対して有する200万円の債権を対当額で相殺する旨の意思表示をDにした場合、B及びCのDに対する連帯債務も200万円が消滅する。
今回もお疲れ様でした!