【権利関係の重要用語3.2】 代理権の濫用

今回学習するのは、分野3「代理」の重要用語3.2「代理権の濫用」です!
まずSTEP1で、用語に関連する基本的な内容を例題を通じて学習しましょう。
次にSTEP2で、宅建試験に頻出する要点をおさえます。
最後にSTEP3で、実際の過去問を解いて理解を確認することで、重要用語の知識を自分のものにしましょう!

関連用語「代理」

読み方
だいり
重要度
★★☆☆☆
意味
普通契約は当事者同士が意思表示をして結ぶが、当事者の代わりに他の人が意思表示をしてもよい。これを代理と呼ぶ。

STEP1: 基本事項を覚えよう

まず、重要用語についての基本的な知識を学習しましょう。赤色で隠れている部分をタップして答えを確認!

代理権の濫用とは?
・代理人が誰?または誰?の利益を図るため、代理権の範囲内の行為をすること。
・代理人に代理権が与えられている点や、代理人が自己などの利益を図ろうとしている点で、代理権無く本人の代理行為をしようとする無権代理とは異なる。
代理権の濫用の効果
・効果は誰?に帰属する

例題

【次の文章の正誤を答えよ】
甲土地を売る権限をAから与えられた代理人Bが、自己の利益を図る目的で甲土地をCに売却した。この場合、売買契約の効力はAに帰属する。

答えを見る
正しい。代理権の濫用があった場合、効果は本人に帰属する。本問は代理権の濫用があるケースだから、売買契約の効果は本人であるAに帰属する。

STEP2: 試験によく出るポイントをおさえる

次に、重要用語に関連した内容で宅建試験に頻出するポイントを学習しましょう。

代理権の濫用の例外

代理権の濫用の場合で、本人に効果帰属しない場合を覚える必要がある。
相手方が何?又は何?の場合
→本人に効果が帰属しない

STEP3: 実戦問題に挑戦!

最後に、実際の宅建試験の過去問が解けるか試してみましょう。このページで学習した内容だけで解けるはず!

平成30年度試験 問2-1

代理権の濫用の例外

【次の文章の正誤を答えよ】
Aが、所有する甲土地の売却に関する代理権をBに授与し、BがCとの間で、Aを売主、Cを買主とする甲土地の売買契約(以下この問において「本件契約」という。)を締結した。Bが売買代金を着服する意図で本件契約を締結し、Cが本件契約の締結時点でこのことを知っていた場合であっても、本件契約の効果はAに帰属する。

答えを見る
誤り。代理権の濫用について相手方が悪意または有過失の場合、代理行為は本人に効果帰属しない。Cが悪意の本問では、本件契約の効果はAに帰属しない。

今回もお疲れ様でした!


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