今回学習するのは、分野17「区分所有法」の重要用語17.1「区分所有」です!
まずSTEP1で、用語に関連する基本的な内容を例題を通じて学習しましょう。
次にSTEP2で、宅建試験に頻出する要点をおさえます。
最後にSTEP3で、実際の過去問を解いて理解を確認することで、重要用語の知識を自分のものにしましょう!
関連用語「区分所有建物」
- 読み方
- くぶんしょゆうたてもの
- 重要度
- ★★★☆☆
- 意味
- 代表例はマンション。大きい建物を区分して(部屋ごとに分け)、区分ごとに所有者を決める建物のこと。
STEP1: 基本事項を覚えよう
まず、重要用語についての基本的な知識を学習しましょう。赤色で隠れている部分をタップして答えを確認!
- 区分所有建物の内訳
- ・区分所有建物は 部分(マンションの部屋など)と 部分(共同で利用する部分)からなる
- 共有部分の持分
- ・専有部分の の割合で決まる
例題
【次の文章の正誤を答えよ】
マンション(区分所有建物)の共有部分の持分は、各共有者が均等に保有する。
STEP2: 試験によく出るポイントをおさえる
次に、重要用語に関連した内容で宅建試験に頻出するポイントを学習しましょう。
一部共有部分の扱い
一部共有部分は、誰の共有に属するかを覚える必要がある。例外を除き、全員の共有ではないことに注意。
一部共有部分は誰の共有に属するか?
原則:
例外:規約で別段の定めがあれば
原則:
例外:規約で別段の定めがあれば
共有部の管理費用
持分に応じて分担することを覚える必要がある。均等に分担するのではない。
に応じて負担する
STEP3: 実戦問題に挑戦!
最後に、実際の宅建試験の過去問が解けるか試してみましょう。このページで学習した内容だけで解けるはず!
平成25年度試験 問13-4
一部共有部分の扱い
【次の文章の正誤を答えよ】
一部共用部分は、区分所有者全員の共有に属するのではなく、これを共用すべき区分所有者の共有に属する。
令和2年度試験 問13-2
共有部の管理費用
【次の文章の正誤を答えよ】
共用部分の管理に係る費用については、規約に別段の定めがない限り、共有者で等分する。
今回もお疲れ様でした!