持ち物、入退室について、各社予備校による統計問題の配布や解答速報など、宅建試験当日に関して知っておくべき豆知識や注意点をまとめました。
持ち物
宅建試験に必ず持っていかなければいけない持ち物には、一般的な資格試験と同様、受験票や鉛筆などがあります。(参考)
- 受験票
- マスク(2021年現在)
- 鉛筆・シャーペン(BかHB)
- 消しゴム
- 腕時計
他にも、以下のようなものを会場に持っていくことをお勧めします。
重要事項をまとめたルーズリーフ
当日はリラックスして試験に臨みたいので、直前になってギリギリまで教科書を読み込むのはあまり得策とは言えません。一方で、移動時間や会場についてからの待ち時間ですることが全く無いと暇になってしまいます。直前に読んで頭に入りそうな知識だけをまとめたA4ルーズリーフ数枚程度を前日までに準備しておき、当日持っていきましょう。ルーズリーフには、短期記憶でどうにかなるような知識をまとめると良いでしょう。
- 数値の知識(ex. 取得時効・消滅時効)
- 自分がよく間違える内容
- 今年の4月1日までに施行された法改正に関する内容
リラックスできる着脱が楽な服装
宅建試験に限った話ではありませんが、試験会場では大抵の受験者が自分のことに集中しているので、他人の服装を気にしている人はほぼいないでしょう。自分が最もリラックスできる格好で受験しましょう。
また、宅建試験は10月/12月なので寒い季節ではありますが、試験会場に入ると大抵かなり暑いです。調整しやすいアウターを着ていくよう気を付けましょう。
試験会場前で各社予備校が配布している宣伝で統計問題は解ける
宅建試験では問48に需給統計について問題が出題されます。毎年最新のデータに基づいて出題されるため過去問による対策ができないのが特徴ですが、当日会場前で予備校が配っている宣伝資料の中に予想問題が入っており、そこに統計問題も含まれています。当然最新の統計に基づいて作られているので、直前に見ることで統計問題は対策することができます。
問48で出る統計のパターンは5,6種類ほどなので、複数の予備校の予想問題を集めることで大体何かしらは当たるということになります。
途中入室・途中退出について
宅建試験は13時に開始ですが、13時30分までは遅刻による途中入室が認められています。それ以降の入室は原則許されていないようです。
試験を早く解き終わったとしても、原則途中退出はできません。試験時間は2時間とそれなりに長いため、トイレは事前に済ませておくようにしましょう!万が一の時は手を挙げて試験官を呼ぶことで一時退室ができるようですが、注意事項に明記されていないため、会場によって対応が異なる可能性があります。
各社予備校による解答速報
試験を受けた後は、自己採点を行いましょう。 試験直後からその日の夜までに、各社予備校がそれぞれのウェブサイトで解答速報を公開します。 自己採点のために必要な試験中の準備は以下の記事で説明しています。
解答速報の正確性については、たまに1問ほど間違いを含む予備校はありますが、基本的にはどこの解答速報も正確であると考えて大丈夫です。もし気になる方は、複数の解答速報で採点しましょう。発表時刻については、以下の表の通りです。
予備校 | 解答速報発表・ライブ中継時刻(2021年10月試験時) |
---|---|
ユーキャン | 15:15 |
アガルート | 15:30 |
フォーサイト | 16:00 |
住宅新報 | 16:00 |
LEC | 16:30 |
TAC | 16:30 |
日建学院 | 16:30 |
大原 | 19:00 |
クレアール | 19:00 |
Kenビジネススクール | 20:00 |
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